横河電機株式会社
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エッジコンピューティングを活用した設備の予兆監視

概要

装置の中に診断ロジックを組み込んだエッジコントローラ(e-RT3 Plus)を装着し、そこで解析処理を行うことで装置が自身の状態を判断し、整備が必要な時には自分で申告することができるようになります。
既設設備に少し手を加えるだけで異常診断できる仕組みを構築できるため、インフラ投資を抑えることができます。

エッジコンピューティングによる設備の予兆監視

診断ロジックとしては、例えば、機械学習や品質工学のバラツキを見つけることに優れているMT法を使用します。お客様の設備診断に適用するものであれば、それ以外の色々なアルゴリズムも簡単に組み込むことができます。
各装置にこの診断機能を組み込むことで、全台数の中から声を上げた装置だけをメンテナンスすれば良くなり、保全作業の革新にもつながります。運転前に行っていた全台数の動作チェックが不要になります。

装置自身が「いつもと違う」場合に申告する

 

特長

  • 導入が容易で、インフラ投資を抑えられる
  • 各種IO、通信、汎用計算機能を備えた「e-RT3 Plus」により、設備センサデータをリアルタイムで解析できる
  • データ収集から解析、異常検知までを現場で実現
  • 設備診断に適用するものであれば、色々なアルゴリズムも簡単に組み込むことができる

 

期待効果

  • 故障前に故障予兆を検知することで、運転中の突発故障ゼロ
  • 過剰な事前点検作業を削減
  • リアルタイム監視により、設備の安定稼働を実現し、品質を確保

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